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【大阪市】防音力が高いマンションの見分け方

マンションを購入するにあたって建物の防音力は気になる点の1つではないでしょうか?

マンション等の集合住宅では様々なライフスタイルの入居者が暮らしているので、騒音によるトラブルも発生しやすくなります。

マンションの防音力の高さは物件によって様々ですが、購入を決める前にある程度チェックすることが可能です。

今回は防音力の高いマンションの選び方についてご紹介したいと思います。

目次

●音の種類

騒音トラブルの原因には主に下記のようなものが考えられます。

 

◆電車や車など外からの音

◆隣接している部屋の生活音

◆ペットの鳴き声や楽器の音

◆足音やドアの開閉音

騒音の伝わり方は音の種類によって異なるため、防音対策をするためにはまず、音の種類を見極めることが重要です。

音の種類は主に「空気音」と「個体音」の2種類に分けられます。

◆空気音

空気伝達で発生する音:外からの音(電車・パトカーのサイレン等)

           話し声・ペットの鳴き声・楽器 ・・・等

◆個体音

 床や壁などが振動して伝わる音:ドアの開閉音・足音・床に物を落とした音・・・等

●防音性のポイント

◆建物の構造

①鉄筋コンクリート造(RC)

②鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)

③鉄骨

④木造

の順で防音性に優れます。

◆床

床に伝わる衝撃音は

・LL(軽量床衝撃音:物を落とした時の音など)

・LH(重量床衝撃音:足音等)

それぞれ「LL」と「LH」の数値で表され、設計図書で確認することができます。

数値が小さいほど防音・遮音性に優れています。

◆窓

主にサッシ部分が防音性に影響し、T等級という数値で遮音等級が決められています。

◆壁

壁は厚みが重要です。

18センチ以上が望ましいですが、20センチ以上だとより防音性がUPします。

●マンション内覧時のチェックポイント

◆周辺環境

周辺道路の交通量や通行量、近隣施設で工場、消防署、電車など音を発する施設はないか?

外からの音に意識して周辺を確認してみましょう。

◆管理規約

ペット飼育の可否や楽器使用に関するマンションの規約を確認しておくことをおすすめします。

◆間取り

隣室との境に収納スペースや水回りなどがあり、居住スペースが隣同士にならない間取りだと音が漏れにくく騒音トラブルが起きにくいと言えるでしょう。

◆壁や床の厚み

先にも記載した通り、壁や床の厚さは防音性に大きく影響します。

壁や床が薄いと話し声やテレビの音などのちょっとした生活音も隣室に漏れてしまう可能性があります。

●まとめ

マンションを購入するにあたって近隣からの騒音は気になるポイントの一つですが、たくさんの人々が暮らす集合住宅では全く騒音を発生させずに生活するのは不可能です。

新居で快適に生活するためにも、今回ご紹介したポイントを参考に、マンションの防音性をチェックして物件を選んでみてください。

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●過去参考ブログ

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