【大阪市】中古戸建購入時の注意点

マイホームは多くの方にとって一生に一度の大きな買い物です。
理想の物件を購入するためにも、今回は中古戸建を購入する際の注意点やメリット、デメリットをご紹介したいと思います。
中古戸建のメリット・デメリット
●メリット
①立地
条件の良い立地で新築では予算的に難しい土地でも、中古であれば手が届くという場合があります。
②実物を見ることができる
まだ建築していない新築物件とは違い、中古物件は現地で実物を見ることができます。
陽当たりや広さ、リフォームが必要な個所など具体的な生活のイメージができるのが良い所です。
③価格
同条件の新築物件と比べ価格の安さが魅力です。
金額を抑えることができるので、より希望通りの物件を購入できる可能性が高まります。
●デメリット
①住宅ローン控除を受けられないことがある
「住宅ローン控除」とは住宅ローンを利用して物件を購入した際、一定条件を満たせば所得税の還付が受けられる制度です。
しかし購入希望の中古物件の築年数が20年を超えると控除を受けられない可能性があるので注意が必要です。
(基準の築年数を超えても売主に「耐震基準適合証照明書」を取得してもらえば控除を受けられる場合もあります)
②設備
新築物件では最新の住宅設備の導入が可能です。
しかし中古物件は築年数によっては設備が古かったり、経年劣化による交換やリフォームが必要になってくると、場合によっては費用がかさむこともあるでしょう。
物件探しの際の注意点
中古戸建のメリットやデメリットを理解した上で、物件探しの注意点についても見ていきましょう。
まず第一に大切なのは物件をよく確認し、落ち着いて選ぶことです。
中には早く売却したいので契約を急かす不動産業者もいますが、自分のペースでじっくり考慮しほしい物件を選ぶようにしましょう。
不動産業者によって取り扱い物件は違いますが、ほとんどの物件はどの業者からでも紹介可能です。
自分に合った不動産会社・営業担当を見つけ物件を探すとよいでしょう。
その際は家だけ見るのではなく、通勤や通学、買い物など周辺環境の利便性を確認しておくことも重要です。
売買契約時の注意点
希望の中古戸建が見つかれば、下記のような流れになります。
1.書面で購入申し込みを行います。
2.重要事項説明を受ける
3.売買契約(手付金の支払い)
特に2番の重要事項説明は非常に重要でよく理解しないまま契約するとトラブルになることもありますので、必ず内容を理解してから契約に進みましょう。
契約前に写しをもらい、目を通しておいて不明点や気になることを確認しておくと安心して契約を結ぶことができます。
まとめ
中古で一戸建てを購入することには、メリットもデメリットもあります。
その両方をきちんと理解したうえで、納得のいく物件購入ができるよう慎重に物件選びを行いましょう。