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【大阪市】マンション売却するのにベストな築年数は?

マンションを所有している方なら、もし売却するとしたら「どのくらいの築年数で売却するのがよいのか?」考えたことがあるのではないでしょうか?

もちろん古くなるにつれてマンションの価値は下がりますが、その下落率は築年数に対して一定ではありません。

今回は中古マンションの築年数に伴う価格変化と、そのベストな売却時期について解説したいと思います。

目次

●築年数経過による価格変化

マンションの売却価格の下落率は築年数に比例して一律で下がるわけではありません。

築年数によって価格の下がり方が異なります。

一般的に新築マンションは買った直後に大きく値下がりし、その後、築5~15年・15~20年・30年以上と段階的に下落していきます。

●築5年以内

日本では「中古」よりも「新築」の人気が高く、1日でも誰かが住めば「新築」と表記できず「築浅」や「中古」となって、その価値は1割ほども落ちてしまうと言われています。

つまり買ったばかりのマンションでも中古になるだけで新築に比べ売却価格は急激に下落します。

その後は一定の年数までは築年数と共に緩やかに下落していきます。

●築10年ほど

外観もまだまだ古い感じはなく、内装のリフォームもほぼ必要ない年数でしょう。

新築に比べると価格も大幅に安くなり人気が高まります。

ローンの組みやすさや建築構造の寿命を考えると最も売れやすい時期と言えるのではないでしょうか。

また、分譲マンションでは12~15年間隔で大規模修繕が実施されるケースが多く、そのタイミングで修繕積立金が値上がりすることがあります。

築10年だとその前になるので、売却を検討するにはいい時期だと言えるでしょう。

●築15年ほど

設備面では築10年程度のマンションと大差はありませんが、大規模改修を実施後の為、修繕積立金が値上がりしやすくなります。

価格は下落しますが売却はスムーズに進む年数だと言えるでしょう。

●築20年ほど

この年数になると売却価格の下落率は緩やかになり、立地やリフォームの必要性によって売値は左右されますが、新耐震基準で構造に問題はなく、価格重視の買い手には需要があります。

●築30年ほど

大規模修繕や適切なメンテナンスがされており、管理態勢が整っているマンションであれば十分売却可能です。

立地のわりに低価格なので、内装を自由にリフォームしたい人にとってはおすすめの築年数になります。

●築30年以上

古いマンションは売却しにくいと考えている方も多いと思いますが、実際の中古マンション市場では築30年以上のマンションが全体の1/3を占めています。

古くても適切なメンテナンスやリフォームなどを行えば十分に売却可能です。

●下落率が少ないマンションの特徴

マンションの売却価格下落には築年数ごとにおおまかな目安はありますが、下落を食い止める要素もあります。

◆駅近のマンション 

最寄り駅より徒歩5~7分程の駅から適度な距離のマンションは価格が下がりにくい傾向にあります。

利便性と住居性を兼ね備え居住用のみならず投資用としても幅広い購入検討層から人気の為、相場より高く売れやすくなります。

◆ブランドマンション

 ブランズ、キング、ジオなど大手不動産会社が分譲しているブランドマンションはその信頼性により価格が下がりにくい傾向にあります。

立地の良さや総戸数が多い大規模マンションでは管理費や修繕積立費も安定している場合が多く、そのような点も下落率が低くなる要因と言えるでしょう。

●まとめ

築何年までが売れやすいのか?

実際のところ、売却のタイミングは築年数だけでなく下記のような様々な要因を考慮する必要があります。

・市況

・耐震基準

・構造の耐用年数

・ローンの組みやすさ

・リフォームの必要性とその費用

売却のタイミングを決めるのは売主の都合を優先させ、築年数は参考程度に考えるのがよいのではないでしょうか。

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